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業務サポート体制

2022/7/6(水)

業務サポート体制

個人用のデスクとパソコンを支給します

当院薬剤部では、業務効率化を目的として個人用のデスクとパソコンが支給されます(下図)。部員は自分のパソコンからも医薬品情報の収集や必要な書類等の作成が可能です。また、電子カルテにも接続可能なため、担当患者さんの投薬歴確認や患者指導用のお薬説明書、服薬指導後の薬剤管理指導記録を自分のデスクで作成可能です。

 

メーリングリストによる情報共有

薬剤部員に個人メールアドレスが割り当てられるため、院内・院外とのやり取りが可能です。また、薬剤部内には共有のメーリングリストがあり、薬剤師が医療従事者からの「問い合わせ」に対して回答した記録(下図)を部員間で共有し、情報の共有と回答の妥当性評価を行っています。

さらに、問い合わせ記録はデータベースとして集積されることから、医師や看護師から類似の問い合わせが来た場合には、データベース検索(下図)を利用して、速やかに回答することができます。

 

医薬品の照合・数量管理システム導入による調剤過誤やインシデントの防止

当院の調剤に関する取り揃えと数量の管理は、携帯情報端末と医薬品のGS1コードを用いて行っています。具体的な調剤の流れは以下の通りです。

この、管理システム導入により、調剤過誤件数は大幅に低下しました(下図)。
(平野 陽子, 医療薬学, 43(9), 502-508, 2017)

また、この管理システムは夜間の当直業務においても利用されています。当直は1人で行いますが医薬品バーコードの照合を行うことで、【規格間違い】や【医薬品取り間違い】のような調剤過誤を未然に防ぐことができます。

 

注射薬自動払い出し装置(ピッキングマシーン)導入による取り揃え業務の軽減

当院では注射薬業務の効率化と調剤過誤防止を目的にピッキングマシーンを導入しています(写真下)。

薬剤部では病棟で使用する注射薬の1回分調剤を行っています(写真下)。ピッキングマシーンにセットできない一部の薬剤(輸液や処方頻度の少ない注射アンプル等)については前述した携帯端末を用いて医薬品照合を行いながら取り揃えを行うため、業務効率化と調剤過誤の防止に役立っています。

 

福井大学医学部附属病院 薬剤部

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