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教育・実習

薬学実務実習

2018/2/3(土)

薬学実務実習

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福井大学医学部附属病院では、薬学部長期実務実習生(5年生)の受入を行っています。

福井県には薬学部を持つ大学が無いため、他府県の大学薬学部、薬科大学に通う福井県出身者を対象とした「ふるさと実習」を行っています。福井県で行っている長期実務実習の特徴は、病院実習11週間を前半(5週間)と後半(6週間)に分かれ、それぞれ規模の異なる医療機関で実習を受ける仕組みになっています。11週間の実習の最後には、福井県病院薬剤師会の主催で、福井県内で実習を受けた薬学生全員を対象に実習発表会を開催しており、異なった病院で実習を行った学生同士の情報交換ができるような工夫をしています。
福井大学医学部附属病院での実習では、半分の期間(5〜6週間)でも、実務実習モデル・コアカリキュラムの一般目標を達成できるようなカリキュラムを組んでいますが、特に、薬剤師の病棟業務に力を入れ、大学病院全体の仕組みや他部署との連携、チーム医療の在り方についても、学べる実習内容となっています。
専用のノートパソコンを配備した実習生室を設けており、レポート作成や自習にも活用できます。また、複数の大学から実習生を受け入れていますので、他大学の学生どうしの交流の場としても役立っています。

 

薬学実務実習生の受入実績

年度人数大学名(50音順)
2017年度12名大阪薬科大学(5名)
京都薬科大学(2名)
神戸学院大学(1名)
北陸大学(4名)
2016年度10名大阪薬科大学(1名)
京都薬科大学(2名)
神戸学院大学(1名)
神戸薬科大学(1名)
同志社女子大学(2名)
北陸大学(3名)
2015年度10名大阪薬科大学(1名)
京都薬科大学(1名)
神戸学院大学(1名)
同志社女子大学(2名)
北陸大学(5名)
2014年度6名愛知学院大学(2名)
大阪薬科大学(1名)
京都薬科大学(2名)
同志社女子大学(1名)
2013年度4名大阪薬科大学(1名)
同志社女子大学(2名)
明治薬科大学(1名)
2012年度6名神戸学院大学(1名)
同志社女子大学(1名)
北陸大学(3名)
武庫川女子大学(1名)

 

薬学実務実習生の感想

薬学実務実習生の感想/2017年

2018/2/16(金)

薬学実務実習生の感想(2017年度)

薬剤師として何ができるのか、知識をどう使うのかなど、これから必要とされる薬剤師になるためには、今までとは異なる能力を身につけなければならないと感じました。病棟業務は全てが初めてのことだったので至らない点は多々ありましたが、福井大学で最初に実習できたことで多くのことを学ぶことができ、それから後半の実習に向かうことができるのは自分にとって、とても良いことだったと思います。(大阪薬科大学)

薬剤師の先生方が優しく丁寧に教えてくださったおかげで、非常に充実した実務実習を送ることができました。実習に来る前は、病院の薬剤師の先生が、ここまで多くの業務をこなされていることを知りませんでした。調剤業務や無菌調製、化学療法、TDM、院内製剤の調製、放射線医薬品の試験、病棟業務、カンファレンスへの参加、NST、感染対策、医薬品の管理、医薬品の採用、など様々な業務を経験させて頂きました。また他部署見学では、関わったことのない職種の方からの話を聞くことができ、とても勉強になりました。病棟業務では、初回面談や持参薬鑑別、服薬指導、SOAP作成、カルテチェック、疑義照会、カンファレンス・回診への参加を経験させていただきました。入院患者さんの電子カルテを用いて、検査値の見方や薬物治療について学ぶことができました。服薬指導に行く前に、病態やなぜその薬が使われているのか、それぞれの薬について患者さんに何をどう説明するか、患者さんに何を聞こうかなど時間をかけて調べたり、先生から教えていただいたりして準備をしました。実際に患者さんを前に指導を行ってみると、なかなかうまくできず、その疾患だけでなく幅広い知識や、コミュニケーション力が非常に重要だと身をもって実感しました。回数を重ねるごとに緊張は減り、患者さんの目を見て話すことは出来るようにはなったと思いますが、まだまだスムーズではなく先生に助けていただくことも多かったので、次の病院では福井大学病院で学んだことを活かして、レベルアップしたいと思います。実習を通して、薬剤師として求められる知識量の多さを実感し、自分の知識不足を痛感しました。福井大学病院で学んだことを忘れず、勉強に励みたいと思います。最後になりましたが、至らない面もたくさんあり、ご迷惑をおかけしましたが、指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。(北陸大学)

初めての実習でとても緊張していましたが、5週間の実習で充実したプログラムで多くのことを学ぶことが出来ました。実習を通して考えることが多く、薬剤師も医師からの質問に対して真剣に取り組んで答え、医師との信頼関係がうまく形成されていると見て感じました。患者さんへの指導に何回も同行させてもらったり、他の部署の見学に行ったりといろいろな経験ができ、考えて悩むことが出来ました。5週間という短い時間でしたが、多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。(北陸大学)

この5週間をまとめようとすると、多くの経験をさせていただいていたことに改めて気づかされました。命と向き合う現場で、忙しい業務の合間を縫って私たち実習生に時間を割いてくださった方々に、どう感謝を伝えればよいかわからりません。言葉では伝えきれない分、かけてくださった期待に応えるべく、今後の実習や勉学に対して真剣に向き合っていきたいと強く思います。(大阪薬科大学)

病院実習では、病棟にたくさん行かせてもらえたことで、患者さんと話す不安が減ったと思います。また、カルテの書き方も薬局の時と比べて書けるようになったと思います。副作用のモニタリングも病院の方がたくさん症例を見れたため、どのようなところを見るのか、質問するときはどのような表現にしたらいいのか少しは言えるようになったと思います。今後の課題としては、服薬指導(特に抗がん剤)にまだ不安が残るため、薬剤の知識を身につけ、説明できるように勉強していきたいと思います。また、計算がまだ苦手で不得意なので練習していたいと思います。(神戸学院大学)

実習前は、薬剤師がどのように病院の中で患者に関わっていくのかはっきりしていなかった。また、患者にどのような情報を伝え、どのような話を聞くべきか漠然としていた。これらの意識が変わったきっかけは2つある。1つ目は特発性血小板減少性紫斑病の患者に治療開始から退院まで関わることができたこと、2つ目は「臨床薬剤師について考える」の講義及びDI実習に関わったことである。1つ目のきっかけによって、実際に自分が説明した副作用が現れた経験から、副作用を説明することや、治療の経過に合わせて副作用を説明することの重要性を実感した。そして2つ目のきっかけによって、医薬品情報を収集、整理、加工、評価、提供することにおいて、正しい解釈を表現することの難しさを実感した。これらのきっかけから、薬剤師は患者の治療における安全性を守り、患者の安心を一緒に作りあげていくことが大切だと分かった。そして、患者の気持ちに寄り添い、起こりうる不安を小さくしてあげられるように、説明や副作用を聴取することが大切だと分かった。この実習を通して、感じたことを言葉で表現すると、「情報を正しく扱い、患者の安心を築いていくことができる薬剤師になりたい。」という定まった目標が得られた。今回の実習を通し経験したことをこれからへ活かしていきたい。最後に、病院実習において、指導してくださった薬剤師の先生方本当にありがとうございました。至らぬ点ばかりの自分でしたが非常に多くのことを学ばせて頂きました。これからの生涯を通した学習、実習へつなげていこうと思います。本当にお世話になり、ありがとうございました。(北陸大学)

患者さんと面談する機会をたくさんいただけて、自分の知識不足を痛感したのと同時に、患者さんとのコミュニケーションの重要性に気付くことができました。これから、しっかりと勉強し、普段の生活からコミュニケーションを大切にしていきたいと思いました。(大阪薬科大学)

今この病院実習を振り返ると、自分がこの2か月半で感じたものは、自分が薬剤師としての責任の重さを感じ、またその役割は大学で勉強した時のイメージよりも高度なものだったんだと、特に福井大学医学部附属病院では感じました。薬の専門家として処方の確認や調剤監査、ICTやNSTなどのチームでの話し合いを行い、患者さんへと薬剤が投与されるまでに、患者さんを守るためにそれぞれの専門性もって仕事をされている薬剤師の先生方の熱い思いが、講義やカンファレンスから伝わってきました。また当然のことながら、一人の人間としても医療人としての倫理性や道徳意識、コミュニケーション能力の重要性を改めて感じました。コミュニケーションの技術はとても大切ですが、それを用いる医療者の倫理性や道徳意識、他人を思いやる心などが備わっていないと、いくら優しく接しても感情が目に出たりすることで、心根の部分で信用してもらえないのではないかと、この2カ月半で感じました。この実習で、病気で苦しんでいる患者さんと接するときに、自分には何ができるのか、患者さんが何を望んでいるのかを考えると、何かこみあげてくるものがあります。この気持ちを大切にし、自分には何が足りないのか、薬学生としての残り1年半を新しい気持ちで考えながら過ごしたいです。また3期の薬局実習では、以上を踏まえて実習に臨みたいです。(北陸大学)

5回生になっても、そろそろ国試という意識はあっても、自分が薬剤師として働くイメージはあまり持てませんでした。病院へ行き薬剤師さんを見ることで、どのような職業かは感じることができましたが、それぞれに違う患者さんへ臨機応変に対応して行く姿は、とても遠い存在に感じました。実習へ行くと、自分は学生気分だったと気付かされ、知識もまだまだ足りないと痛感しました。今後の課題として、実習を通して学んだことを生かせるよう、意識を変え、知識もつけていきたいです。(京都薬科大学)

福井大学医学部附属病院 薬剤部

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