研究テーマ
「医薬品適正使用」「患者アウトカムへの貢献」をキーワードに病院薬剤師として業務遂行中に臨床の場で遭遇する問題点(クリニカルクエスチョン)の解決を目的に、リサーチ・クエスチョンを設定し「エビデンスをつくる、つたえる、つかう、おしえる」のプロセスで以下のようなテーマで医療薬学領域の研究を行っています。
医薬品情報・薬剤疫学研究
- 向精神薬による有害事象発現の実態および予防策の評価
- 医薬品情報の伝達方法に関する研究
- 言語学的な手法を利用したリスクコミュニケーションに関する研究
- 薬剤疫学的手法による医薬品情報の構築・評価に関する研究
- 副作用回避もしくは重篤化回避の医療経済的評価に関する研究
がん・緩和医療
- がん薬物療法における重篤な副作用のリスクファクターに関する研究
- オピオイドおよび副作用予防薬の適正使用に関する研究
感染制御
- 感染症患者の予後因子に関する研究
- 感染症治療に対する薬剤師の介入と患者アウトカムへの貢献
薬物体内動態
- 腸肝循環の脱抱合メカニズムにおける薬物間相互作用と実臨床への影響
- 個別化医療に対応する最適な投与設計に関する研究
データベース研究
- 医薬品副作用の自発報告データベースやリアルワールドデータを研究対象とした研究
- 副作用早期発見を目指した副作用のリスクファクターおよび自覚症状に関する研究
後発医薬品に関する研究
- 後発医薬品の品質情報、安全性情報に関する医薬品情報学的評価